公開日 2018年01月17日
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多古町地球温暖化対策実行計画に基づき、CO2排出量の集計結果を公表いたします。
結果についてはPDFファイルにまとめました。
平成24年度の結果を見ると、CO2排出量全体では、基準年度比で1.36%の削減となっています。
これは、空調管理、間引き照明、LED等の高効率照明への切り替え、公用車の低燃費車への買い替え等、職員個々の取り組みや施設の更新による結果が表れたものと考えられます。
活動の種類別にみると、最もCO2排出量の多い電気が7.91%の増となっています。これは、電気事業者が毎年公表する排出係数が増加(※)したことによるものです。
そのため、削減活動の成果により電気使用量自体は2.79%削減しているものの、CO2排出量としては増加する結果となりました。
また、電気に次いでCO2排出量の多いA重油については、空調用として使用していたものを電気に切り替えた為、32.21%削減となりました。
施設別にみると、役場庁舎(39.04%削減)をはじめとした11施設で削減、浄水場をはじめとした7施設で増という結果になりました。
浄水場(21.55%増)や集落排水処理場(14.62%増)、防犯灯・街灯(40.44%増)など、ライフラインや防犯上削減が難しい施設については増加しています。
本計画は、東日本大震災が発生した平成23年3月11日より前に策定されたものです。震災以降電気の排出係数の増加などにより、目標の達成が困難な状況下となっています。
そのため、計画の修正なども視野に入れているところではありますが、引き続きCO2排出量削減に向けて努めて参ります。
(※)電気の使用に関するCO2排出量は、電気使用量×排出係数により求めることができます。
電気の排出係数については、毎年電気事業者より報告され、環境省HP等で公表されます。
以下の表は東京電力株式会社の排出係数の推移になります。
電気 | 平成21年度 | 平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 |
排出係数 (単位:tCO2/kWh) |
0.000418 | 0.000384 | 0.000375 | 0.000464 |
東京電力株式会社は、平成24年度の排出係数について、東日本大震災の発生により、停止した原子力発電所に替わり火力発電所を稼動させたため、係数が増加したとしています。
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