公開日 2018年01月29日
更新日 2024年04月08日
多古町が誇る特産品『多古米』
「おいしいお米は市場に出回らない。」という話をよく聞きますが、皆さんは『多古米』をご存じですか?
多古町産の米は良質で、古くは江戸時代からその味の良さが評価されています。
県内17町村のうち、2番目に広い72.80km² の面積を有する多古町では、石川県に次いで全国で2番目(明治34~43年)に田んぼの耕地整理が行われました。
かつて海底であった土壌は、ミネラル分を多く含んだ粘土質で米作りに適しており、連綿と受け継がれる生産者の養米にかける熱意と、栗山川に育まれた豊かな大地が融合して生み出されたのが『多古米』です。
多古米は「千葉の三大銘柄」に数えられており、「冷めても美味しい米」と評されています。また、寿司米としても人気が高く「シャリなら多古米」とこだわるお寿司屋さんもたくさんいます。
昭和38年・平成26年に天皇陛下の献穀米に選出され、昭和46年には札幌で行われた「全国自主流通米品評会」において、食味日本一に輝きました。
また、平成2年には「日本の米づくり100選」に選ばれ、平成26年には「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の栽培部門早場米において金賞を受賞し、令和3年には特別優秀賞を受賞するなど、輝かしい功績を数多く残しています。
~ 『多古米』の主な栄誉 ~
明治34年(1901年) 全国で2番目に早く耕地整理を行い、褒章を受ける
昭和38年(1963年) 皇室の献穀米に選ばれる
昭和46年(1971年) 「全国自主流通米品評会」で食味日本一
平成 2年(1990年) 「日本の米づくり100選」に選ばれる
平成25年(2013年) 「ワールドスシカップ・ジャパン」のオフィシャル米に選ばれ、以後継続して使用
平成26年(2014年) 「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」早場米部門で金賞
平成26年(2014年) 皇室の献穀米に選ばれる
令和 3年(2021年) 「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」早場米部門で特別優秀賞
さらなる食味向上をめざして!
多古町農業協同組合(現:かとり農業協同組合多古支店)では、さらなる食味向上をめざして、平成9年に県内最大規模の「ライスセンター」を建設し、お米の食味に影響する平衡含水率を最適な15%で自然乾燥させています。
また、町内には米作りの研究グループが存在し、「Rice Field Labo in Tako(旧:多古町やる気集団)」内の「有機米部会」もそのひとつです。Rice Field Labo in Takoでは「味彩米」と名付けた多古米コシヒカリを道の駅「あじさい館」で販売しています。
安全・安心な農産物を消費者にお届けするため、味彩米は化学合成農薬と化学肥料を通常の半分以下に減らしており、平成17年度には千葉県が推進する「ちばエコ農産物」に認証されています。
さらに、町では多古米の美味しさや価値をさらに高め、より多くの方々に知っていただくために、生産者自慢の多古米が数多く出品する町の一大イベント『多古米グランプリ』を毎年盛大に開催しています。
多古町商店
多古米をはじめとした多古町を代表する産品や加工品、アート作品、独自の体験プランなどを全国にお届けするECサイト『多古町商店』をぜひ、ご覧ください!