公開日 2018年01月29日
更新日 2022年08月26日
ねばりある美味しさ
多古町で多古米と共に力を入れている農産物が、やまといもです。やまといもは、奈良正倉院の書物に登場するほどの歴史を持った野菜です。
多古町では昭和38年頃から生産を始め、種芋の工夫や土の改良を続け、
現在では全国トップクラス約2,000トンの生産量を誇る産地として知られています。
関東では、イチョウ型やばち型、棒型の形状のやまといもが出回っています。
色々な形状がありますが、どれも同じ品種でねばりや風味も同じ物です。
この形状の違いは、やまといもの育成時期の天候によって左右されます。最近では、棒型のやまといもが消費者に好まれる傾向があるようです。
やまといもと言えばあの特長のあるネバネバです。みなさんも「とろろめし」「山かけ」などで召し上がったことがあると思います。
やまといものネバネバには、精力強化の働きがある成分が含まれています。
その他にもビタミンや食物繊維、良質のタンパク質が含まれており、他の食物の消化も助けます。
やまといもは歴史に登場してからこれまで、健康の味方として多くの人々に食されています。