青森県田子町と本町は、継続して産業・観光面での交流を深めてきました。そして、現在まで築いた友好関係の延長として、平成28年6月11日に『災害時における相互援助協定』を締結し、防災面でもお互いに気遣い助け合える関係に発展することとなりました。

ひとたび大規模な災害が発生すると、人・物・情報といった資源が不足し、行政機能が著しく低下することが考えられます。このような場合に備えて、各種行政業務に精通している自治体間の援助体制を構築しておくことは大変有意義なことです。千葉県及び県内全市町村は災害協定を締結していますが、大規模災害下では同時に被災する可能性もあることから、同時に被災する可能性が低いという遠距離の優位性により、お互いに助け合おうというのが今回の協定の趣旨です。

本協定では、食料品、生活必需品、応急対策用資器材、医療品などの物的援助や職員の派遣、ボランティアのあっせんなどの人的援助を行うことで、両自治体が相互に協力し、被災者生活の早期安定と被災地の早期復興を図ることを目的としています。