公開日 2016年06月15日
生活習慣病の原因となる内臓脂肪の蓄積は、高血圧症や糖尿病、高脂血症等の生活習慣病を発生させる要因となっており、これら生活習慣病は、脳卒中、心臓疾患、人口透析等重大な疾患を発症し、やがて生活機能の低下を招き要介護・死亡へと辿ることとなります。
生活習慣病は、日頃の不健康な生活習慣(不適切な食生活、運動不足、喫煙等)が大きな原因と言われているため、平成20年度から始まる特定健康診査・特定保健指導は、従来の疾病の早期発見早期治療を目的とした基本健康診査から内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目した新しい健診診査です。
特定健康診査
特定健康診査とは、糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンドロームに着目した健診により、この該当者及び予備群を減少させるための特定保健指導を必要とする者を的確に抽出するために行う健診です。
対象者
40歳~74歳の多古町国民健康保険の被保険者
※国保以外の医療保険に加入されている方も同様です。
特定健康診査等の実施主体
多古町国民健康保険
※皆さんが加入している各医療保険者(国民健康保険、健康保健組合、共済組合、政府管掌健康保健等)が実施します。
実施場所
- 多古中央病院
- 大木内科医院
- さとうメディカルオフィス
- 石橋内科医院
- 箱崎整形外科医院
※国保以外の方は加入されている医療保険者にご確認ください。
診査項目
- お腹周りの測定を始めとする身体計測、血圧測定の他身体診察、質問票(服薬歴、喫煙歴、受診状況)
- 血液検査(脂質検査、血糖検査、肝機能検査)
- 尿検査(尿糖、尿蛋白)
特定健康診査のお知らせ
多古町国民健康保険(住民課)から受診券が送られます。
※国保以外の方は加入されている医療保険者にご確認ください。
特定健康診査結果
多古町国民健康保険(住民課)から受診結果通知表が送られます。また、特定保健指導の必要な方には指導の案内も併せて送付されます。
※国保以外の方は加入されている医療保険者にご確認ください。
特定保健指導
特定保健指導とは、特定健康診査によって抽出された対象者に対して、内臓脂肪型肥満に着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための指導を特定保健指導といいます。
対象者
- 40歳~74歳の多古町国民健康保険の被保険者
※国保以外の医療保険に加入されている方も同様です。
特定保健指導の実施主体
多古町国民健康保険
※皆さんが加入している各医療保険者(国民健康保険、健康保健組合、共済組合、政府管掌健康保健等)が実施します。
指導者
保健師、管理栄養士、運動指導士
指導のお知らせ
特定健康診査の結果に基づき、多古町国民健康保険(住民課)から指導の案内が送付されます。
指導の内容
特定健康診査の結果内容により、指導レベルが2段階(積極的支援と動機付け支援)に分かれます。対象者個人毎の指導メニューを作成し約半年間に渡り指導が行われます。
多古町国民健康保険保健事業実施計画
平成30年4月に『多古町国民健康保険保健事業実施計画』を策定しました。
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