公開日 2021年07月21日
更新日 2024年12月04日
猫に関する苦情や相談が、町に多く寄せられます。
放し飼いの猫によるフンや尿などの悪臭、鳴き声の騒音、飼育放棄などが多く、近隣の住民の方は不快に思っても、なかなか当事者へ苦情を伝えることができないものです。
また、野良猫への餌やりは、猫が増える原因で、近隣の方に迷惑をかけてしまいます。
餌やりをしている方は、餌やりをやめるか、飼い主として責任をもって飼ってください。
周りに住む方への配慮を忘れず、マナーを守って飼育しましょう。
屋内飼育の推奨
猫にとって、屋外は交通事故、ウイルスや細菌などの感染症、さらには猫同士のケンカなど危険がいっぱいです。
猫の習性を理解し環境を整えれば、屋内飼育は十分可能です。
適切な飼育
飼い主には、動物がその命を終えるまで適切な飼育をおこなう責任があります。
「しつけ」や「適切な繁殖制限(不妊去勢手術)措置」など、他人に迷惑にならないように飼いましょう。
もし、自分の家に子猫が捨てられた、どうしても飼えなくなってしまったら、まずは下記問合せ先へご相談ください。
問合せ先 香取健康福祉センター ☎0478-52-9161
千葉県動物愛護センター ☎0476-93-5711
町では、飼い犬・飼い猫の不妊去勢手術に対する費用の助成を行っています。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
猫を寄せ付けない方法
猫を寄せ付けない方法がありますので、下記を参考に各自でご対応ください。
・市販の忌避剤、木酢液、お米のとぎ汁を通路に散布する。
・水を撒く
・市販のセンサー感知で作動するブザーや超音波を設置する など
※猫を傷つけたり、毒性の強いものは使用しないでください。
個体差もあり、あまり反応しない猫もいます。お試しになる場合は、近所に迷惑がかからないよう、事前に説明しておきましょう。
地域猫活動について
「地域猫」とは、地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫のことです。
地域猫活動は、人と飼い主のいない猫が共生していくための有効な方法の一つと考えられています。
不妊去勢手術について ~さくらねこTNR~
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に
参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、
飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、
その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで,繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」
として一代限りの命を全うさせ,飼い主のいない猫に関わる苦情や,殺処分の減少に寄与する活動です。
詳しくは、どうぶつ基金ウェブページをご覧ください。