公開日 2021年11月10日
更新日 2024年02月14日
イノシシの目撃情報について
常磐地区を中心にイノシシの目撃情報や農作物被害への相談が多く寄せられています。イノシシは警戒心が強く、臆病でおとなしい性質ですが、興奮していたり、発情期(晩秋~冬)等で攻撃的になっていることもありますので、至近距離で突然遭遇した場合には注意が必要です。事故を防ぐために、イノシシと遭遇した場合は次のことに注意してください。
落ち着いてゆっくり行動しましょう
イノシシに出会ったら、静かにその場を離れましょう。急に動くとイノシシを興奮させる可能性があります。イノシシが興奮している場合、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中をみせずに、ゆっくりと後退するようにしましょう。たてがみを逆立てたり、「シュー」「カッカッカッ」「クチャクチャ」などの威嚇音を発する場合は特に注意が必要です。
接近を避けられない場合は
イノシシにとって人がいる方向にしか逃げ道がない場合は、イノシシが向かってくることがあります。接近が避けられない場合は、イノシシに逃げ道を明け渡し、安全な場所に避難してください。
攻撃したり、威嚇したりしてはいけません
イノシシは臆病な動物なので何もしない限りおそってくる可能性は低いと考えられています。見かけても刺激を与えず興奮させないことが大切です。棒を振り上げたり、石を投げたりしてイノシシを挑発するのは大変危険です。逆上したイノシシが向かってくることもあります。
うり坊(イノシシの子)に注意
うり坊(イノシシの子)を見かけても、近づいてはいけません。近くに母イノシシがいる可能性が高いので、近づいたり追いかけたりしてはいけません。また、かわいいからと食べ物を与えることはしないでください。人への警戒心を低下させ、人が食べ物の供給源だと学習させることにつながります。