公開日 2024年05月14日
更新日 2024年05月14日
サツマイモ基腐病は、カビ(糸状菌)が原因でサツマイモの腐敗や葉・茎が枯れる病気です。発病した株でつくられた胞子が雨水や畑にたまった水で移動し、周辺の健全な株に感染します。また、発病した株の残さが畑に残ると、翌年も発生するおそれがあります。
家庭菜園でもご注意を!
詳細については千葉県ホームページ「サツマイモ基腐病の注意喚起」についてをご覧ください。
病気の特徴
- 感染した株は茎の地際部が褐~黒変し、茎は黄色や紫色に変色して、症状が激しい場合は萎れて枯死します。
- イモでは主に、首側(茎の付け根側)から腐敗します。
サツマイモ基腐病のまん延を防ぐ6つのルール
県では「千葉県総合防除計画」を令和6年3月27日に策定し、公表しました。
この計画の中で、発生の予防及び発生した場合における駆除又はまん延の防止に関し農業者(家庭菜園等も含む)が遵守すべき事項を次のとおり定めています。
千葉県総合防除計画(概要版)[PDF:1.37MB]
【6つのルール(遵守事項)】
- 本病発生ほ場から種いもを採取しない。
- 無病種いもや、由来のわかる健全な苗を使用する。
- 県等が実施するまん延防止のための調査に協力する。
- 本病が発生又は本病と疑われる病状を確認した場合には県や関係機関に直ちに連絡する。
- 本病の発生が確認された場合、関係機関の指導のもと発生株を抜き取り、ほ場外に持ち出し適切に処分する。
- 本病発生ほ場では、原則として2年以上は、さつまいも以外の作物栽培する、又は休耕する。
お問い合わせ先
本病と疑われる症状が確認された場合は、香取農業事務所までご連絡ください。
香取農業事務所改良普及課
TEL:0478-52-9195
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