第4回多古町地域経済活性化拠点整備検討会議を開催しました

公開日 2024年08月07日

第4回検討会議を開催しました

8月5日(月)午前10時より、「多古町地域経済活性化拠点」の整備に向け再検討を行う検討会議を多古町役場大会議室で開催しました。
今回の会議では、令和6年5月に実施した子育て世代・高校生向けに行ったアンケートの結果報告を行い、検討会議としての意見を集約しました。

 

多古町地域経済活性化拠点整備に関するアンケート結果について

調査目的

道の駅多古周辺に地域課題解決や経済活性化を目的とした拠点整備の再検討を進めており、子育て世代及び若者世代の意見を今後の検討の参考にするため、実施するもの

調査概要

  • 調査期間

令和6年5月13日(月)~5月31日(金)

  • 調査対象

子育て世代:多古こども園・小中学校児童生徒の保護者、町内在住の中学生までのお子様がいらっしゃる方

高校生向け:多古高等学校生徒・町内在住高校生

  • 調査方法

子育て世代:町LINE・町メールの配信、多古こども園及び町内小中学校に依頼文を送付

高校生向け:町LINE・町メールの配信、多古高等学校の各教室に依頼ポスターの掲示

  • 回答方法

Googleフォーム

  • 回答数

子育て世代:225件

高校生向け:84件

子育て世代向けアンケート結果

※要約し掲載しております。

【子育て世代同士の交流頻度・場面に関する設問】

  • 週に1回以上交流や情報交換を行っている保護者は全体で37%程度に留まっている。交流のシチュエーションでは、たまたま会ったときや学校行事、家が近所など偶発的な場面が多く、積極的な交流の機会が持てていない傾向がある。

【お子様との外出に関する設問】

  • 91%の方がお子様と町外に外出している。町外への外出先として主にショッピングモールや公園である。
  • お子様と外出する際に重視することとして、買い物と食事、子どもが遊んだり学んだりできる設備と答える方が多い。
  • 屋内外複合遊具、飲食店、小売店という意見が特に多いことから、それらをワンストップで行えるような複合施設が求められると考えられる。

【拠点の機能・設備に関する設問】

  • 拠点に求める機能として、屋内外複合遊具、飲食店、小売店という意見が特に多かったことから、それらをワンストップで行えるようなが複合施設が求められると考えられる。

【課題の抽出及び解決策に関する設問】

  • 居場所・遊び場の不足、交通の不便さ、商業施設不足、医療施設不足、住環境、コミュニティや交流の場の不足、行政サービスやインフラに課題があると感じているという意見が多くあがった。

【新拠点への期待】

  • 子育て環境の充実、幅広い年齢層への対応、多目的利用、日常的に利用したくなる場所、経済・社会的な効果、コミュニティの強化、子どもが安心して使える環境、長期的な視点に立った整備が期待されている。

 

高校生向けアンケート結果

※要約し掲載しております。

【放課後・休日の過ごし方に関する設問】

  • 放課後の過ごし方は、町内で過ごす割合51%、町外で過ごす割合49%とほぼ均等に分かれており、基本的に友達といずれかの家や部活で過ごす方が多いと考えられる。対して休日に外出する場合、町外で過ごすと答えた方が75%と高く、家族と過ごす方が42%と最も高い。
  • 放課後や休日に過ごす場所を決める際に重視することは、友達と集まれること、飲食や買い物がワンストップでできることと答えた方が多い。

【拠点の機能・設備に関する設問】

  • 拠点において必要な機能・設備として、飲食店が最も多い。

【課題の抽出及び解決策に関する設問】

  • 交通関係、居場所関係、飲食店関係に課題があるという意見が多くあがった。

【新拠点への期待】

  • 居場所の提供、商業施設の拡充、交通インフラの整備、交流の場の提供、町の発展が期待されている。

 

検討会議としての意見

令和4年度に策定した多古町地域経済活性化拠点整備計画のコンセプト(小売・飲食・コワーキング・テストキッチン・子育て世代のコミュニケーションの場)を基礎に据えて、防災機能、農産物の加工機能、大型遊具などの整備も視野に幅広い世代の方が集える場所を目指し、ブラッシュアップしていくことで意見をまとめました。

第4回多古町地域経済活性化拠点検討会議写真

お問い合わせ

産業経済課
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