公開日 2024年03月04日
更新日 2024年11月25日
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、三大都市圏をはじめとする都市地域から人材を受け入れ、地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援などを行っていただきながら、地域への定住・定着を図る国(総務省)の制度です。
地方公共団体が都市地域から人材を「地域おこし協力隊」として委嘱し、報償費などの必要経費については国が特別交付税により財政支援します。
※地域おこし協力隊制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。
地域おこし協力隊 隊員をご紹介します!
町では、地域おこし協力隊制度を令和3年度より活用しており、現在は11名の隊員がそれぞれのスキルを活かして、町の地域活性化のために活動しています。
観光まちづくり分野
一般社団法人多古町観光まちづくり機構に所属し、地域・体験イベントの運営・補助やタウンプロモーション等による観光及びまちづくりに関する活動を行っています。
佐藤 貴英(さとう たかひで)隊員 【令和3年7月着任】
コロナ禍において仕事が休止となり、いつかは地方移住をと考えていたことと、こちらの地域に友人ができたことをきっかけに多古町近隣にて貸し田んぼを始めました。多古町への滞在が増えたことでこちらの地域へ愛着がわき、移住を考え始めたところに協力隊の募集が始まり、移住への足掛かりになればと思い応募しました。
林業(自伐型林業)を広く捉え、木を伐って市場に出すだけでなく、薪や小屋などの形にして活用することや山林などの木が支障木となるようなケースにも対応できるよう特殊伐採などの技術を修得することにも取り組んでいます。
森づくりなど環境面にも目を向け、地域の実状に合った形で林業に取り組み、多古町での定住につなげていければと考えています。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【佐藤貴英隊員】[PDF:794KB]
小西 直樹(こにし なおき)隊員 【令和3年7月着任】
東京で20年間会社員として働いておりましたが次第に自然のあるところに関心を持ちはじめ、まずは農体験をするために千葉県を頻繁に訪れるようになり、自然に惹かれているうちに、多古町で地域おこし協力隊の募集があることを知り応募しました。
ブッシュクラフトに関する活動や森のようちえんの支援をする中で、自然環境と子供たちの学びや居場所について関心を強く持つようになりました。また近年、異常気象も年々激しさを増していることは誰もが否が応でも実感していると思います。
そういったことに対しても何か活動に取り入れられないかと感じております。
さらに幅広く学びつつ、起業も視野に入れながら進めていきたいと思います。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【小西直樹隊員】 [PDF:793KB]
鈴木 咲希(すずき さき)隊員 【令和3年7月着任】
海外勤務時から自然の中での暮らしに憧れを持つと同時に、将来のビジョンを達成するために、自己のスキルと経験を積み、創業にむけて活動できることに魅力を感じました。
また、当地域での協力隊の一期生ということで、前例がない分、新たな分野での地域おこしの活動ができると考えたためです。
任期終了後も現在の活動に通ずる地域コミュニティ活動を継続したいと考えています。また、多古町の自然を活かし、幼児の自然活動を促進する場づくりに貢献したいです。
多古町は、今後の人生において第2のふるさととして、海外と日本を行き来する際の日本国内における拠点として、関係を持ち続けていきたいです。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【鈴木咲希隊員】 [PDF:789KB]
川辺 貴之(かわべ たかゆき)隊員 【令和4年9月着任】
令和4年9月より地域おこし協力隊に採用いただき、活動をスタートしました。多古町の農産物と出会い、その美味しさに惹かれて農業に興味を抱きました。
多古町の多古米をはじめとした農産物を町内外にPRするため活動をしています。地域おこし協力隊の活動修了後には多古町で新規就農したいと考えています。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【川辺貴之隊員】 [PDF:783KB]
松崎 宏泰(まつざき ひろやす)隊員 【令和5年4月着任】
多古町にコンテナハウスがを設置する仕事がきっかけで知り合った方々の中に協力隊を推薦している方がいました。私も以前から協力隊として地域おこしに関わりたいと思っておりお話を聞くうちに、私が今まで経験した仕事が地域の役に立つと思い、応募しました。
多古町で事業を興し、人、モノ、金を集めることで地域に新たな風を送り込み、町や人の活性化を目指します。任期後と言わず、任期中に事業を軌道にのせて町に活気をもたらせることを目標に活動していきます。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【松崎宏泰隊員】[PDF:832KB]
加藤 唯斗(かとう ゆいと)隊員 【令和6年4月着任】
千葉県のタウン情報誌製作会社に勤務している時に多古町を訪れた事があり、広々とした田園風景が魅力的だと感じていました。その会社でふるさと納税の返礼品開拓業務を担当していた経験があり、ふるさと納税をメインミッションとした地域おこし協力隊の募集は自分のスキルを活かしながら町おこしにチャレンジできる絶好のチャンスだと思い応募しました。
まずは多古町の魅力ある産品をふるさと納税で町外にPRし、多古町に興味を持ってもらう活動をします。農作物を中心とした返礼品はもちろんのこと、都市圏や成田空港に近い立地を活かして体験型や宿泊の返礼品を充実させ、ふるさと納税をきっかけとする関係人口の創出を目指したいです。
任期後には自分が持っているライティングや販促物製作のスキルと、「暮らし観光」をテーマにしたコミュニティ及び空間作りを掛け合わせて、人と仕事が集まる居場所作りをしたいと考えています。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【加藤唯斗隊員】[PDF:638KB]
石井 元氣(いしい もとき)隊員 【令和6年5月着任】
自然に囲まれた環境で子育てをするために移住先を探してい ました。そこで好みのフィールドが多い多古での住まい探しを進 めていると、以前から親交のあった多古町民との話の中で協力 隊募集の件を知りました。 自営業をすることも視野に入れていたので諸々のタイミングが 合致していたことも有り検討の追い風となりました。
多くの町民の方と交流をさせてもらい地域に馴染み、 多古町に興味を持ってくれた町外の方が実際に足を運びやすいように、また移住定住がしやすいよう暮らしの体験が可能な 『里山の住まい』を複数用意するなど、人と町を繋ぐ立ち位置となることや、町民の暮らしのサポーターの役割を担いたいです。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【石井元氣隊員】[PDF:2.19MB]
公共交通分野
多古町企画政策課に所属し、公共交通に対しての理解を深めるセミナーや多古町シャトルバス・路線バス関連のイベント開催を行っています。
斉藤 常治(さいとう つねはる)隊員 【令和6年5月着任】
私は、免許はゴールドなのですが、運転に自信がないため、鉄道やバス等の公共交通機関と徒歩、レンタサイクル等で観光地を巡ってきました。JRほぼ全線乗った45年以上の鉄道ファンです。国内旅行業務取扱管理者/旅程管理主任者の資格を持っています。
交通弱者とは、地域の高齢者や子どもだけでなく、観光客(来訪者)も含みます。私は交通手段に対する観光客(来訪者)の気持ちも、よくわかります。
実践してきた「過度にマイカーに頼る生活」から「公共交通を適度に利用する生活」を共有したくて応募いたしました。
「町民の約7~9割が路線バス・空港シャトルバスを利用したことがない」というアンケート結果をふまえ、「空港第2ビル駅から行くJR乗り放題きっぷの使い方」、「LCC国内旅行の楽しみ方」などの旅行セミナーや、インバウンドや日本人向けに「資格がなくても有料体験ツアーを開催できる方法」などの講座も行います。シャトルバス内で掲示する「お絵かきコンテスト」や「季節のデコレーション」などを開催しながらや公共交通の魅力をお伝えする「モビリティマネジメント」関連のイベントも準備中です。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【斉藤常治隊員】[PDF:628KB]
教育・コミュニティ分野
多古町教育委員会に所属し、放課後子ども教室をはじめとした地域と学校をつなぐ活動を行っています。
矢島 洋美(やじま ひろみ)隊員 【令和5年5月着任】
「ひと」と「自然」が魅力の多古町で、学校と地域をつなぐ「居場所」をつくりたい!と思い、多古町地域おこし協力隊に志望しました。
目標は、子どもも、大人も一緒になってワイワイ遊びながら学び、ひとりひとりが主役で個性を発揮できる、今までにない「居場所」を地域住民の方と楽しみながらつくることです。
多古町地域おこし協力隊紹介シート【矢島洋美隊員】[PDF:881KB]
寺内 佐知子(てらうち さちこ)隊員 【令和6年5月着任】
令和6年5月より地域おこし協力隊に採用いただき、教育委員会において活動をスタートしました。今までは、幼稚園教諭として幼稚園や公文式教室、学童などで子ども達の成長を見守る仕事に携わってきました。この度は自然豊かな多古町で未来を担う子ども達に関わることができてとてもワクワクしています。
「多古の子町の子みんなの子」のスローガンのもと、地域全体で子ども達の学びや成長を支える体制をつくっていくことが私のミッションです!お父さんお母さん、学校の先生方そして地域の方々どうぞよろしくお願いします!
多古町地域おこし協力隊紹介シート【寺内佐知子隊員】[PDF:577KB]
商品開発・販路拡大分野
株式会社多古に所属し、道の駅多古あじさい館で多古町の農作物を活用した新商品の開発や多古町の地場産品のPRを行っています。
加藤 大貴(かとう ひろたか)隊員 【令和6年5月着任】
青年海外協力隊でアフリカのルワンダという国で野菜栽培隊員として活動をしてきました。その中で農家となり自分で農産物の生産をしたいと考えるようになりました。
しかしながら、何もない状態から農家になるのは大変と考え、まずは農家になる前の準備をするにあたり地域おこし協力隊を志願しました。全国たくさん募集がある中でも多古町は近くに成田空港や首都である東京都と農産物の流通において良いところなのではないかと考え、特に多古町で農家になりたいと思いました。
まずは地域おこし協力隊の3年間を全力で多古町のために活動していきます!
多古町地域おこし協力隊紹介シート【加藤大貴隊員】[PDF:284KB]
地域おこし協力隊 募集状況
現在の募集状況は以下のとおりです。
受付期間:令和7年1月15日(水)まで
地域おこし協力隊 SNS・活動報告等
地域おこし協力隊の活動をInstagramで活動PRを行っておりますので、ぜひフォローをお願いします!
※町公式SNSではございませんので、ご留意ください。
年間活動報告
令和3年度多古町地域おこし協力隊活動報告[PDF:2.19MB]
令和4年度多古町地域おこし協力隊活動報告[PDF:5.1MB]
令和5年度多古町地域おこし協力隊活動報告[PDF:35MB]
定期便(広報たこ)
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