学校と地域住民が一体で「生きる力」を育成
多古町の教育施設には、こども園、3つの小学校(多古第一小学校、久賀小学校、中村小学校)、多古中学校、多古高校(県立)、わせがく高校(私立)があります。『多古の子、町の子、みんなの子』の教育スローガンの下、学校、保護者、地域住民、行政が一体となり、「地域の子どもは地域で育てよう」という土壌が培われています。具体的には、社会人講師、青少年相談員・子ども会活動、各地域での見守り活動など、学校と地域住民が協働しながら子どもたちの「生きる力」の育成に取り組んでいます。
多古高校が県内初の「コミュニティ・スクール」に指定
「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会制度)とは、保護者や地域の方々などで構成される「学校運営協議会」を通じて、地域のみなさんが学校運営に参画し、よりよい教育を目指すという、新しい学校づくりの仕組みです。平成24年度にこのコミュニティ・スクールに、多古高校と長狭高校が県内で初めて指定されました。同校ではあじさい祭り、いきいきフェスタTAKOなど地域のイベントにも参加するなど、地域との交流を深めています。
外国人ALTなどで国際人を養成
ALTはAssistant Language Teacherの略。日本人教師を補佐し、生きた英語を子どもたちに伝える英語を母国語とする外国人の先生のことです。多古町ではこども園と小学校、中学校にALTを派遣しており、ネイティブスピーカーによる生の英語に触れることによって、早くから英語に親しみ、国際感覚を育成しています。
地の利を活かして全国大会常連のゴルフ部
町内に3つのゴルフ場があり、ゴルフとは縁が深い多古町。多古中学校、多古高校、わせがく高校にはゴルフ部があって子供たちが活躍しています。特に多古中学校のゴルフ部は地域のゴルフ愛好家のみなさんの応援を受け、町内のゴルフ場で練習を行っています。2019年には真名カントリークラブ(茂原市)で開催された関東中学生ゴルフ選手権大会(団体戦)で男女とも全国大会出場を決めています(女子は6年連続全国大会出場)。
多古町の教育支援制度
支援制度 | 内容 | 担当課 |
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小・中学校給食費助成 | 町内小・中学校に在学する児童生徒及び町内在住で町外の特別支援学校小学部、中学部に在学する児童生徒の給食費実費を全額助成します。 | 学校教育課 |
奨学資金貸付金制度 | 高等学校・高等専門学校・高等専修学校・大学・短期大学・専門学校に在学中又は入学が決定した方で以下の要件をすべて満たす場合には奨学資金を貸付します。 【貸付要件】
【大学・短期大学・専門学校】月額3万円以内 |
総務課 |
奨学資金返還金免除制度 | 多古町奨学資金の貸付を受けていた方で、以下の免除要件に該当している期間については、申請により返還が免除となります。 【免除要件】
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総務課 |